【マンガ】はるこ『酒と恋には酔って然るべき』1-4巻
はるこ『酒と恋には酔って然るべき』1~4巻
を読んだ。
32歳の会社員・松子。
カップ酒で晩酌を楽しむ彼女にナマイキな後輩・今泉と
家呑みをするようになるのだが・・・。
グルメ漫画、酒飲み漫画は昨今たくさん存在するけれど、
日本酒に特化した漫画というのも面白い。
松子はカップ酒推進派で、
カップ酒をそのままレンチンで燗をつける。
けっこう大胆だよね。
びびって試みれなかったわ。
よく呑むなら家でカップ酒なんてまどろっこしいことしないで、
瓶のほうがコスパはいい気がするけれど、
たくさん試せるのがカップ酒のいいところ。
今泉がね、いけ好かない。
LINEで頻繁に絡んでくるし、家にまで上がり込む。
松子は舞い上がってるけれど、今泉も承知の上で翻弄しているよね。
翻弄しているというか、
4巻で友達になりたいって言ったように、
気があう異性なだけなのかも。
おばあちゃん子の愛情みたいなもんかと。
男性にとっておばあちゃんのことが大好きだとして、
おばあちゃんを異性として意識することなんかないよね。そんな感じ。
ともかく、
日本酒の豆知識には詳しくなれる。
1巻に登場する『新政 No.6』 X-type
彼氏ができたら、と励みにするほどの良酒みたい。
Xタイプは高級で手が出しにくいけれど、新政のお酒でリーズナブルなものから挑戦したい。瑠璃(ラピスラズリ)とかエクリュのどれがいいのかね。
2巻に登場する『越乃景虎』の梅酒。
甘い梅酒は普段飲まないけれど、日本酒仕込の梅酒ね。
すっきりと澄んだ梅酒は旨いからね。期待に胸ふくらんじゃう。
こりゃ買いだね。
わたしも酒好きだけれど、
日本酒だけでなくウイスキーやワインも好き。
3巻で超定番の獺祭が登場。
日本酒の産地は兵庫、京都、広島はすべて西日本で、
兵庫県出身、京都で大学生活を過ごした自分としては馴染み深いよね、日本酒。
それでも新潟の日本酒は格別に思える。
ストーリーと日本酒のバランスがちょうど良いよね。